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FKRのブログ

フィアットX1/9を中心とした外車のメンテナンス及びチューニングを行っているショップになります。工場での作業内容はもちろんレースやイベントなどの記事も載せてまいります。

127さん

本日試走。
問題無いです。
これで完成となります。

ブレーキに関しては、
リヤディスク化、フロントビッグローターに4ポッドキャリパー。これに容量アップのFKRスペシャルマスターシリンダー。
パッドは、特別なFKRエンドレスです。

リヤは可変プロポーショニングバルブでセッティングしています。ブレーキバランス計でも確認できます。

私が乗ったこの手のFIATの中ではピカイチのブレーキですね。
シートもかなり低くなっているので、ブレーキペダル自体も加工してあります。
カスタムされたブレーキは多いかもしれませんが、実際に効いてフィーリングも良いブレーキはなかなか無いです。
マスターバックの無い車は特に、タッチやフィーリングをコントロールするのは難しいことです。




イタリアの旧い小型車は、一般的に
エンジン、サスペンション、ブレーキ。
これらのセクションを安易に手を入れる人が多過ぎです。
車体が安価な大衆車であるが故に、、かもしれませんが、もうちょっとキチンとやってあげませんか?

そもそもFKRはX1/9専門でやってきていますので、X1/9だけは別次元のレベルになってきましたが、元々は同じ可哀想な車でした。
このところの、この127さんや、A112FKRさんの仕上がりは、X1/9の皆さんと同等のレベルにあり、FKRでは普通と言えば普通です。しかしちょっと外に出ると先ず居ないレベルの車です。しかしこれは単にオーナーさんの認識レベルの差です。
もうちょっとピッコロFIATの底上げができると良いなと思いますね。

大衆車ほど捨てられるわけで、今でこそ旧すぎて多少もてはやされるかもしれませんが、基本的に高額車よりぞんざいな飼い方をされてきていますから、手に入れて過去のアラを引き継ぐ部分はかなり多いです。
それを全てリセットする覚悟で乗るつもりでなければ、やめておいた方がいいです。


イメージしてみてください…
年老いて捨てられた老犬が街で売られています。
見た目はトリミングされてキレイになっています。
一見元気そうです。

あなたは安いからとこの犬を買って、すぐさま狩に連れて行ったり、外を走らせたりしますか?
健康診断程度で健全に育った若い犬と遊ばせますか?
元気が無くなったら、買ったお店にクレームを言いますか?
値切って買ったら得をしたと思いますか?

すぐに生体の何倍もする治療費がかかると損をしたと思いますか?
重病だと分かったら捨てますか?替えますか?
単に治療費が安いだけで病院を選びますか?
身体的、精神的に病んでいて当たり前のその老犬と、最後まで付き合っていく覚悟がありますか?

もう一度、全てをリセットできたなら、また外を元気に走り回らせてあげたいと思えますか?


FKRは必ず皆さんの車を良い状態にします。これはお引受けする場合は必ずお約束しています。
しかし、オーナーさんがあまりにも少ない予算なので救えない、、
また、オーナーさんの認識レベルの低さから、お引受け出来ない。というケースがかなり多いです。

出来ないのは仕方ない事なのかもしれませんが、そうしたらその車はどうなるのでしょう⁇
どこかで良い状態にしてもらえるなら心配しません。しかし、やっとここに初めてたどり着いた車は可哀想な車ばかりです。
オーナーさんは調子良いと言って来たりしますが。。
ギリギリで走らされている車の声が聞こえない人、または分かっていて放置するような人、、
もうやめませんか?

心が折れそうになるのはいつもこういう理由です。
今年もあと僅か、、来年も淡々と続いていきたいですね。
情熱あるオーナーさん達と共に…。

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  1. 2018/12/14(金) 18:48:48|
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続…

ということで、試運転。
今日の試運転は長めです。
いや〜気持ちいいです。このフィーリングの変化は、作った私には分かりますが、他の人には分からないかもしれません。
でもいいんです。手塩にかけて納得いくまで仕上げた一台が、更にまたクリアな一面を見せます。これは嬉しいですね。
この為の里帰りを車が求めたのかも。。

オーナーさんが車のフィーリングを感じ取って説明することはとても難しいことです。頭で分かろうとすると余計に難しいかもしれませんね。相棒と分かり合えるには時間が必要です。しかしこうして遥々ここまで運ぶことを決断したということは、
感覚的に車の意思を分かったからだとも言えますね。

車は機械です。メカニカルな部品の集合体であるものという前提です。それはこういった仕事をしていればもちろん、それありきの考えで当然の気持ちで取り組んでいます。しかし時にそんな機械という部品の集合体が奏でるノイズや振動が、人の感性に響く瞬間もあるものです。
これは速い遅いやパワーの問題ではありません。しかし気持ち良く感じる車にするには、ある程度速くなってしまいますね。
エンジンパワーや加速力は、どんな車に乗っても、上には上があります。ですが、自分が一番気持ち良いと感じる車であれば、それより上は存在しません。
万人向けの吊るしの状態でフィットする車はなかなか無いでしょうから、そこはオーナーさんの感性で車に手を入れて育てていくような考えが大切だと思います。
そんな世界では正直、手に入れた個体の金額が最終的には一番安いかもしれませんが、趣味というものですから、節約を考え過ぎると変な方向に向かってしまいますよね。
趣味にお金を使うというのは、自分自身に使うことだと思います。それが車の場合は、単なる道具としての物との境目がありませんから、なかなか難しいところかもしれませんが、考え方一つでどこまでも終わりなく楽しめる趣味でもあると思います。

皆さんそれぞれのスタンスで、そして尺度で良いわけで、誰にもとやかく言われる事ではありません。
どこまで自分を追求するにせよ、車の場合は先ずどんな車に出会うかで変わるものですから、FKRの情熱オーナーさん達は、とても幸せな出会いをしたのだと言えますね。

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  1. 2018/04/27(金) 21:17:29|
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やっぱりX1/9って

カッコいいですねー
ノーマルもカスタムも皆カッコいいです。
どれもX1/9ってことですね。

最近やっております127や128、ビアンキやパンダなども魅力的な車ですよね。
しかしこのあたりはホントに大衆車ですから、FKRカスタムの手法も少し違います。
ですが皆、FIATの小型車。
今では小型車も、もう少し大きいですから、こういったサイズの車を選ぶには必然的に旧い車となるものです。
それはある一定の年数を超えると、中古車ではなくベース車と言えます。元気に走らせるには手間暇とお金がかかって当然です。
今安い中古車で遊ぼうと思うと、今選択の余地がある車種はイタリア車では少し車格の上な車になってしまいますね。
人のイメージは、底値だった頃から上がっていくと随分と高くなったものだと思ってしまいますが、つまりはそれだけ年月が経ち、チキンと手を入れ直してやれなかった車は淘汰されてきた訳です。
FKRで扱うピッコロ達もちょっとハードルが高くなってしまいましたが、例えば大衆車として生まれて、中古車として底値になった車を買って遊んで、壊れたりぶつけたりして捨てられてしまい、また個体を安く替えて走らせて遊ぶというのが人口の多い趣味ならば、ピッコロ達も同じ運命を辿ってきた訳です。そして時代は変わり、奇跡的な生き残りだけがこれから先を走る事ができるのです。それは誰かが救った個体です。
希少車や高額車はあまりぞんざいに扱われませんが、自動車文化の底辺である大衆車は、そんな運命を辿るのが普通でしょう。

皆さんの所有するピッコロや、これから手に入れたいと思うピッコロは、もはや単なる中古車ではありません。特別なものです。
リセールをあまり考えずに趣味として沢山走らせてやって、そして手を入れてやる事ができ、人車一体となれるサイズのアナログ車です。
どうぞ精一杯楽しんで、そして大切にしてあげてください。

今夜は127のリヤダンパーの加工引き取りと、これから作る部品の打合せから戻り、一息。少し暗い照明で工場の車を見ていたら、そんな想いを発したい気持ちになりました。

きょうもお疲れ様でした〜

  1. 2018/02/20(火) 23:07:40|
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関係ないですが…

かなり前から自宅の浴室乾燥機の音が大きく、ついに最近騒音レベルになりまして、
まぁファンモーターだと思うので、本体下ろしてファンモーター外してきました。

メーカーのサービス窓口なんかもあるのでモーターを買えないか聞いてみましたが、部品は出せないとの事。
製品も10年ちょっと経つので、メーカーのサービスに来てもらってもきっと本体の入れ替えを勧められるでしょうね。
元々空調機の修理やメンテから始まったので、多くのメーカーと直接取引してきましたが、こんなぞんざいな対応は初めてですねぇ。DIY修理の相談ではありません。
ちょっとカチンときたので、バラしてベアリングを自分で替えます。単にベアリングの寿命ですので。

ま、メーカーってそんなものですよね。
普段から旧い車をやっていると麻痺してますが、最近の車の修理も普通はASSY交換で、内部の細かなパーツは単体での設定はありません。ですのでほんとうはASSY部品のうちの小さな部品の不良一つなのに買い替えを余儀なくされるケースもあります。つまりそれは一般的には修理不可能という事です。
デジタルなものは仕方ないとしても、アナログな部分においては直してあげたいですよね。
しかしそれは部品が安く済んでもその分手間賃がかかりますし、結局はメーカーサイドの効率化とユーザーの事を考えての合理化です。これは古い物を部分的に修理してもらっても、違う部分が壊れた際に前回の修理に対して一方的なクレームを言うユーザー問題にもあるでしょう。
今の世の中それで良いのかもしれませんが、プロという人である対応窓口やエンジニアのレベルは下がる一方です。もめれば製品保証とクレーム対応でドカンとカバーするわけです。その損失よりも沢山製品を売ることとアフターの効率化のほうが重要なんですね。

昔、良い物を作れば必ず売れると信じていた作り手側は、現代では売れる物が良い物という認識で普通であり、でなければ生き残れない時代なのかもしれません。

便利で楽な時代にはなりましたが、それだけで良いと思わない人が、古き良きを感じたいのかもしれませんね。それは無い物ねだりとも言えなくもありませんが、それにしてもちょっと新しい物が出過ぎだとは思います。

製造会社は大所帯ですし、それでなければ新たな物は作れません。そして売れ続けなければ経営破綻し、経済にも影響しますから、やっぱりどんどん買い替えるのがいいんですかねぇ。
エコに翻弄される人と安かろう悪かろうに流される人。一つの情報を安易に信じてしまったり…。そういう事よりも、見極める目を養っていきたいですよね。

偉そうに言っておりますが、私も世の中に翻弄される一人です。
お越しいただく皆さん一人一人と向き合って地道にコツコツとやっていくことしか出来ないですしね。

私の愚痴にお付き合い頂き、ありがとうございました〜




  1. 2018/01/10(水) 11:56:27|
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タイヤホイール交換と独り言。

ボディーカラーはそのままで、FKRワイドボディーとなり、ホイールは13インチのATSから14インチのATSへ。
ぱっと見はバンパーが無くなったのと、ルーフが同色になったくらい⁇ いやいや、全然違う車ですねぇこりゃ。。

まだサスペンションがノーマルなので、ハリボテ感がありますね。これからFKRサスペンションキットに交換し、諸々セッティングします。

オーバーフェンダーはパーツとして販売しておりませんが、結局はサスペンションやPCD変換アダプター、そしてホイールまでセットのようなものです。
これはフェンダーカットや溶接その他に始まり、オーバーフェンダー取付けからライン出し、サスペンションのセッティングや現実的なタイヤサイズを考えたホイールサイズの選定とそれらに合わせたアダプターまでトータルでのコンプリートボディーだからです。
まあこういうサイズのホイールも、今や探してすぐに見つかるものではありませんので、この為にストックしている訳でして、なかなか苦労します。
このATSも自分用にかなり前に手に入れてペイントまでしていた2セットで、1セットはミドリ号に。そしてもう1セットはこのグリーンメタにお譲りしました。
私の夢も乗せて走ってくださいね〜

思い起こせばこのグリーンメタは、赤系の色のノーマル状態のハシゴバンパーのベース車から、海外製のUSバンパーに付けられる初期型風デザインの4分割バンパーを使い、機関もほとんどの部分をやり直し、コンプリートカーとして最初に販売した個体です。つまり初期型風カスタムでした。
とは言え、エンジンはヘッド周りを中心独自にライトチューンし、水周りと電気系、マウント類は対策したものへ。サスペンションもノーマルブラケット加工のフロントローダウンなど、現代でも楽しめるノーマルスペックとしての提案を込めて作ったX1/9でした。
オーナーさんが乗り始めてからも、FKRオリジナルの等長ステンエキゾーストや、同時点火化と点火コントロールのECU化など更に進化してきまして、1.3LモデルのX1/9のお手本のような車でしたね。

今回は不運なもらい事故がきっかけではありましたが、それによりオーナーさんの理想の方向に向きを変え、これからもまた進化していくのだと思います。
これまでの4分割バンパー仕様も良かったですが、近年その仕様も多く作ってきましてかなり増えました。なので全く未練は無さそうです。

きっとこの先はパワーが欲しくなるんでしょうけど。。
良い車は一人では作れません。私を含め、FKRファミリーが皆元気なうちに、そしてこういった旧い車を取り巻く環境が今とさして変わらぬうちにやれると良いですね。

昨今の状況的に見ても、リプロパーツの質は悪くなる一方で、リプロの無いパーツなどで海外に残っているものは減る一方です。FKRとしても信頼性や実績のあるものから使っていっておりますが、次に手に入る可能性が低いものも多いです。
こちらで作れるものは作りますが、それが現実的でないものも多々ありますし、FKRとして車を進化させる事の取り組みの向上と相反する問題は、現在のベストからこの先に積み上げ続けていけない要素も多く、なかなか難しい事だと言えます。
ですので毎回ケースバイケースで、その時点での最良のご提案をさせていただいておりますが、その最良のレベルを不本意に一定以下まで下げなければならない場合は、今後御断りさせていただくケースも出てくるかと思います。

この業界人やオーナーさん自体も高齢化ですからねぇ。。今やれる事をやっていくしかありませんね。
良い車が出来ていくと、嬉しい反面、あと何台こういう車が作れるのかなと考えてしまうものなのですよね。

さてイベントシーズン突入です。
例えば年に一度のイベントなどは、一体あと何回参加できるか数えてみてください。
人も車も元気が一番ですね。






  1. 2017/09/22(金) 19:03:16|
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